長く曲がりくねった道の上の人生– category –
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Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.14
【最終章:長く曲がりくねった上の人生〜半生を振り返って学べたこと〜】 さて、できるだけ凄惨な場面は避けつつ記述してまいりましたが、いかがでしたでしょうか? 幼少の頃から、働かない父親、癌で急逝した母親、血の繋がらない兄という環境下で育ち、... -
Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.13
【第24章:慢性疼痛についての医師の相違】 サルコイドーシスとは、肺やリンパ節などに炎症性の肉芽腫ができる原因不明の病気です。私はこの病気と診断され、当初は強い不安と恐怖を感じていました。しかし、徐々に病気を受け入れるようになり、以前のよ... -
Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.11
【第20章:SAS(睡眠時無呼吸症候群)とCPAP】 この頃は毎日ウォーキングに励んでいました。友人と一緒の時もあれば、一人で黙々と歩くことも。歩数は1万歩から2万歩と、かなりアクティブに過ごしていました。特に友人と2万歩歩いた日は、さすがに疲れて... -
Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.10
【第18章:現実への失望】 地域活動支援センターに通いながら、ハローワークで就職活動を開始しました。何度か面接を重ね、ある企業の役員面接まで進みましたが、残念ながら内定をいただくことができませんでした。と言うか障がい者枠にも関わらず、圧迫... -
Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.9
【第16章:人との接し方】 地域活動支援センターに通い始めた当初は緊張していましたが、数日もすれば周囲の環境にすっかり慣れました。幼い頃から父親の機嫌を損ねないように、人の言動を細かく観察する癖が身についていたことが、その早さに繋がったの... -
Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.8
【第14章:グループホームへ転居】 月曜日から土曜日まで、デイナイトケアに通う日々は、複雑な思いで満たされていました。毎日通うことに抵抗を感じる日もありましたが、服薬管理の都合上、やむを得ませんでした。「このまま、ずっとこの生活が続くのだ... -
Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.7
【第12章:新たな問題】 デイナイトケアに通って福祉の制度を利用してからは、痩せこけていた体も少しずつ回復してきました。しかし、新たな問題に直面することになります。 私が住んでいた簡易宿泊所は、線路際に建っていました。電車が通るたびに、建... -
Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.6
【第10章:──そして誰もいなくなった──】 実家を勘当され、会社を辞め、再び日雇い派遣の生活に戻ることになりました。 平日は、騒音と振動が体にこたえる建築現場で働き、洗濯はコインランドリー、風呂は銭湯、夜はネットカフェの薄暗い照明の下で眠り... -
Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.5
【第8章:薄給でのHPの作成&管理】 日雇い派遣の仕事に就きながら、将来への不安を感じていた私は、兄と電気工事会社を立ち上げるという元上司の誘いを快諾しました。自律神経失調症で心療内科に通院中で、記憶力低下や思考のまとまりのなさに悩まさ... -
Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.4
【第6章:自律神経失調症】 激務の中、毎日疲労が蓄積し、栄養ドリンクが手放せませんでした。仕事終わりは必ずと言っていいほど飲み会があり、休日も仕事のことで頭がいっぱい。仕事と私生活の境界線が曖昧になり、常に仕事モードでした。 そんなある日... -
Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.3
【第4章:夢の跡】 母の死後、父はうつ状態に陥り、中学生の弟を抱え、私は悲しむ余裕もありませんでした。家賃や生活費など、生活のすべてが私にかかってきました。幼い頃に養子であることを知らされた兄は行方不明で頼ることもできず、このままでは家庭... -
Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.2
【第二章:2回目の転機】 父方の祖母の介護のため、高校1年生のときに家族で北海道の実家へ移り住みました。母は祖母の介護と家事を一人で担い、疲弊していました。父親は自営業を再開しましたが、家族の関係は良好とは言えず、やがて元の家に戻ることにな...
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