Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.14
最終章:長く曲がりくねった上の人生〜半生を振り返って学べたこと〜
さて、できるだけ凄惨な場面は避けつつ記述してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
幼少の頃から、働かない父親、癌で急逝した母親、血の繋がらない兄という環境下で育ち、中学校時代から働き、毎月10万円以上の生活費を家に入れました。その後、正社員として活躍するも、精神疾患に罹患し退職。働けなくなり実家を勘当され、デイナイトケアに通いながら生活訓練や事業所で立て直しを図りました。一時は自暴自棄になり、ICUで10日間意識不明となる事態も経験しました。調理師を目指しましたが、肺の難病を抱えての立ち仕事は無理だと進言されて諦め、さらに難病と診断され、生涯にわたって向き合わなければならなくなりました。
なぜなら、これらすべての経験は、私の人生を彩る「道」であり、そこから得た学びは私にとってかけがえのない財産だからです。他の方の人生よりも濃い経験を重ねた分、多くのことを学ぶことができました。知識は、実践を通してこそ意味を持つものだと信じています。
自分の生き方
「反省はするけど後悔はしない」というのが、私自身の生き方のモットーです。なぜなら、後悔は過去の過ちを悔やむことであり、過去に戻ってやり直すことは不可能だからです。そして、後悔の念は、自分自身の成長を妨げてしまいます。一方、反省は、過去の行動から学び、未来に活かすためのものです。私は、失敗から何かを学べたのなら、それはもはや失敗ではなく、成長の機会だと考えています。
これからの人生にも、様々な壁が立ちはだかるでしょう。しかし、私は学びを続け、成長し続けたいと思っています。「人はなぜ生きるのか?」という問いは、多くの人が一度は考える普遍的なテーマかもしれません。私なりの答えは、「人は一生懸命生きるために生まれてきた」です。これは、半生を生きてきた中で得た、私自身の確信の一つです。
しかしこれは私自身の数ある答えの一つに過ぎません。人それぞれの答えを探すヒントになればと思います。
拙い文章ではございましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
半生で学べたこと
1. 人生の道のりは多様であり、経験はかけがえのない財産となる
筆者は、幼少の頃から様々な困難に直面してきました。働かない父親、母親の急逝、血の繋がらない兄との関係、精神疾患、勘当、難病など、多くの人が経験しないような苦労を重ねています。しかし、筆者はこれらの経験を「道」と捉え、そこから得た学びを「かけがえのない財産」だと述べています。このことから、人生には様々な道があり、どんな道を選んだとしても、そこから必ず学びや成長の機会があることに気づかされます。困難な状況に直面した時、私たちはつい「なぜ私だけこんな目に遭うのだろう」と嘆いてしまいがちです。しかし、筆者のように、どんな経験も自分の人生を彩る道だと捉え、前向きに生きることで、私たちは困難を乗り越えることができるのではないでしょうか。
2. 後悔ではなく反省をすることの大切さ
筆者は、「反省はするけど後悔はしない」というモットーを掲げています。後悔は過去の過ちを悔やむだけであり、過去に戻ってやり直すことはできません。一方、反省は過去の行動から学び、未来に活かすためのものです。筆者は、失敗から何かを学べたのなら、それはもはや失敗ではなく、成長の機会だと考えています。この考え方は、私たちにとっても非常に重要です。私たちは誰でも過ちを犯します。しかし、過ちを悔やむのではなく、そこから学び、次に活かすことが大切なのです。
3. 人生の意味は一生懸命生きること
「人はなぜ生きるのか?」という問いは、多くの人が一度は考える普遍的なテーマです。筆者なりの答えは、「人は一生懸命生きるために生まれてきた」というものです。これは、筆者が半生を生きてきた中で得た確信の一つです。しかし、これはあくまで筆者自身の答えであり、人それぞれ答えは異なるでしょう。人生の意味は、他人に教えてもらうものではありません。自分自身で考え、見つけるものなのです。筆者の言葉は、私たちに「自分自身の答えを探してほしい」と語りかけているように感じます。
…to be continued