アイして~るアイスクリ~ム:ソフトクリーム編
この記事では、クレボの利用者がアイスクリーム・ラクトアイス・氷菓などの分類も飛び越え、「アイス」について語ります。
愛してるアイスクリーム
つまらない駄洒落です。
というか、駄洒落としても落第点かもしれません。
しかし、この記事のタイトルである「アイして~るアイスクリ~ム」というフレーズを思いついたとき、私は自分が天才かもしれないと勘違いする程度には興奮していました。
はじまりの熱帯夜
なぜそんな事態になったかといえば、年々深刻になる六月の熱帯夜に痺れを切らし、コンビニへソフトクリームを買いに走った帰り道だったからかもしれません。
都内といえど、深夜十二時を過ぎれば、私の住むアパートの周辺は真っ暗になってしまいます。
それでも、あまりの蒸し暑さに耐えかね、PayPayだけを頼りにコンビニへ出かけました。
小走りでコンビニへ到着すると、アイスコーナーへ直行し、ソフトクリームを購入。人目がないのをいいことに、買ってすぐカバーを外すと、うずのてっぺんを頬張ります。
電信柱の灯りが、まるでスポットライトのように感じられるほど、甘くて、冷たくて、美味しかったです。
コンビニで買ったソフトクリームがこんなに美味しいなんて。
あまりの感動に、私の脳みそからはソフトクリームへの愛が溢れだし、駄洒落までひらめいてしまったというわけです。
暴走する愛
あっという間に暑さへのイライラを忘れた私は、「この想いを語らなければならない」と、今思えば自分でもアホらしいほどの使命感に燃えていました。
前置きが長くなりましたが、つまり、これはアイスクリームへの愛を語る記事なのです。
奇妙な癖
アイスクリームについて語る前に、私の奇妙な癖についてお話します。
眠るのが苦手な私は、「眠るための薬」を常用しています。
この薬の効果は抜群で、いつも助けられていますが、ひとつだけ問題があります。
薬にはさまざまな種類があり、飲む人によって作用も異なりますが、私の場合、この薬を飲むと「アイスクリームを買いに行く」という謎の行動をとってしまうことがあります。
深刻な内容ではないため、あまり気にしていませんが、冒頭のエピソードは、実は睡眠薬の副作用でもあるのです。
もう慣れてしまいましたが、朝起きて、枕元に食べた覚えのないアイスクリームのカップや、コーンに巻かれた紙が捨てられていることに気づいたとき、『誰かいる…?』と背筋を冷たい汗が流れたことを覚えています。
しかし、よくよくその紙屑を見れば、昨夜のお楽しみについて思い当たるフシがあるのでした。
こういう副作用は、さほど珍しいことではないようです。
薬を飲むと、全身の緊張がほぐれ、食いしばっていた顎もゆるみます。
普段から食いしばりがちな上下の奥歯も、途端に他人行儀になり、ほどけていきます。
キング・オブ・ソフトクリーム
ソフトクリームは、そんな酷使された顎にもやさしいアイスです。
ここまでのエピソードに登場したソフトクリームはフリーザーに入っているパックのものでしたが、今回はお店で手作りしてくれるソフトクリームについてお話したいと思います。
手作りソフトクリームといえば、ハンバーガーチェーン店を思い浮かべる方も多いかもしれません。
マクドナルドやロッテリア、ウェンディーズ・ファーストキッチンなど、気軽に立ち寄って食べられるのが魅力です。
しかし、まずはミニストップへいってみてください。
ミニストップでは、一年中、夜中でも手作りソフトクリームが楽しめます。
普段、ソフトクリームをあまり食べない方にもおすすめです。
昔と比べて、驚くほど美味しくなっているのがわかるはずです。
あなたが幼少期に『こどもの国』の牧場で食べたソフトクリームと同じくらい、いや、それ以上に美味しいかもしれません。
とくバニラソフトには三十年以上の歴史があり、濃厚なミルク感と、軽くてサクサクのコーンは、いつまでもうじゃけることなく、食感を楽しませてくれます。
定番のソフトクリームを語るうえで、ミニストップのバニラソフトは外せません。
夜中にふらふらとソフトクリームを求めて彷徨う私にとって、このソフトクリームは始発にして終点。キング・オブ・ソフトクリームなのです。
愛の閉店
さて、一方的に語ったソフトクリームへの愛も、そろそろおしまいです。
最後に、この記事の英語タイトルについてお話しようと思います。
タイトル画像を見ていただくと、ひっそり英語のタイトルも記載されています。
英語タイトルは「I scream, I love ice cream(愛してるアイスクリームと叫ぶ)」としました。
実は、この英語タイトルも駄洒落なのです。
ここまで読んでくださった方の夏が、素晴らしいアイスクリームとの蜜月となりますように。
おわりのはじまり