Life on a long and winding road.「長く曲がりくねった道の上の人生」vol.1

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Introduction

このブログのタイトルのフレーズは、ビートルズの曲「The Long and Winding Road」を思い起こさせます。人生の旅路には、予期せぬ曲がり角や挑戦がたくさんあることを示唆しています。

まだ半生を振り返るには早いですが、それでも波乱万丈な半生を送ってきました。
簡潔に説明すると、波乱万丈が日常でした。
出来るだけ、悲惨な表現は避ける様に書いています。

そういった生活環境から何を得てきたのか?を振り返ってみます。

①序章:毒親

私の父親は所謂、『毒親』でした。ほとんど働かずに一日中、寝てばかりでした。 そんな父親のしつけは非常に厳しく、遊んでもらったことは一切記憶にありません。 そのために幼い頃はいつも父親の顔色を見て、機嫌をうかがっていました。

元々は設計士として自営業で働いていたとのことですが、気分屋で納期を守らないために収入は不安定。 そんな家計を支えていたのは母でした。母がパートで働き、父親の持っていたクレジットカードのリボ払いを返済。 永遠に終わらない自転車操業。

Ⅰ.幼少期の生活環境から学んだこと

自立心の育成: 家族の一員として、早い段階で自立する必要性を感じることが多いです。これにより、自己管理能力や責任感が養われます。

共感力の向上: 家族の中で困難な状況を経験することで、他人の苦労や感情に対する理解が深まります。これが共感力の向上につながります。

問題解決能力: 家庭内での問題や課題に直面することで、創造的な問題解決能力が鍛えられます。例えば、限られたリソースでどうやってやりくりするかを学ぶことができます。

強い意志と忍耐力: 困難な状況を乗り越えるためには、強い意志と忍耐力が必要です。これらのスキルは、将来の人生においても非常に役立ちます。

②第一章:最初の転機

私が中学生になってからの夏休みは、母が勤めているスーパーでアルバイトをしていました。高校になってからは部活にも入らず、アルバイトを掛け持ちしていました。

そして最初の転機が訪れます。

私が中学2年生の時に、母の癌が判明しました。 その後、8時間以上にも及ぶ大手術が行われました。 幸いにも、切除手術は成功しました。

手術後は抗がん剤での治療を開始することになりました。抗がん剤はかなり高価な薬です。 しかし、この状態の母を働かせるわけにはいきません。 そう考えるのが普通です。そもそもの前提として、まともな父親なら大黒柱として家族を支えます。

しかし、それでも父親は働きませんでした。

仕方なく、自分が代わりにさらにアルバイトを掛け持ちすることにしました。学校が終わってからは倉庫内で力仕事。夜からはスーパーの夜間便の受付と商品の品出し。
友人との交流も最低限に、それでも学業だけは疎かにしませんでした。 なぜなら、それが教師から提示された特別にアルバイトをする条件だったからです。

それでも父親からは、たった一言の感謝の言葉はありませんでした。

Ⅱ.青年期の生活環境から学んだこと

責任感の強化: 家族を支えるために働くことで、強い責任感が養われます。自分の行動が家族全体に影響を与えることを理解し、責任を持って行動する力が身につきます。

時間管理能力: 学業とアルバイトを両立させるためには、効率的な時間管理が必要です。このスキルは、将来の仕事や生活においても非常に役立ちます。

経済的知識: 収入を得ることで、お金の価値や管理方法について学ぶ機会が増えます。予算を立てたり、貯金をしたりすることで、経済的な自立心が育まれます。

共感と理解: 家族の困難な状況を経験することで、他人の苦労や感情に対する理解が深まります。これが共感力の向上につながります。

問題解決能力: 困難な状況に直面することで、創造的な問題解決能力が鍛えられます。例えば、限られたリソースでどうやってやりくりするかを学ぶことができます。

強い意志と忍耐力: 困難な状況を乗り越えるためには、強い意志と忍耐力が必要です。これらのスキルは、将来の人生においても非常に役立ちます。



to be continued

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