【ボクのゲーミングライフ】 番外編5 ボクと漢字でGO

この記事は、クレボに通う利用者がゲームに関する思い出をだらっと語る場所となります
漢字でGOとは、凄く既視感があるけどめっちゃ勉強になるゲームである。
ネプ〇ューンがやっていた番組で漢字の読みを答えるやつあったよね。あんな感じ。
凄くざっくりとした説明だけど、本当にそんな感じなので調べてみてほしい。
PLiCyというフリーゲーム投稿サイトにて2023年5月24日に投稿されたこの漢字でGOは、プレイの簡単さや漢字のクイズの幅、そして何より勉強になるということで、数多のユーチューバーやゲーム配信者たちが実況動画を上げたり、配信していたりする。
ここが凄いところで、なんと、このゲーム、無料で公開されている。
ボクもたまに一人でプレイし、自身の漢字の読めなさに打ちひしがれている。
(ちなみにボクの漢字パワーは、漢検3級を高校の時に取った程度のレベル)
初心者はもちろん、漢字上級者や漢字マスターをも唸らせる難問、さらには常用漢字外からの出題もあり
とてもやりごたえがある上に、この漢字はこう読むのか、という学びも同時に得られるので本当にためになる。
なんでこのツールで作ってるんだよ!
なんとこのゲーム、RPGツクールMVを使って個人によって開発されている。
どういうことだってばよ。RPGを作るツールでなんで漢字の読みを答えるゲームを作ってしまったのか?
皆も知っているとは思うが、RPGとは、ロールプレイングゲームと呼ばれるタイプのゲームであり、プレイヤーキャラと呼ばれる自分で操作が可能なキャラを動かして目的地へと向かい、さまざまな問題やいろいろな頼まれごとを解決したり、敵を倒したりして目的地へと向かい、最終的には世界を覆う大きな問題(大体は支配や破壊を望むボスキャラが多いが・・・)を解決していく物語である。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどが有名だろう。
そのようなものを作るのに特化したツールを使用して作られた、というところに技術職の人の凄さを感じた。
その道に詳しい人とか、技術者って、ツールを選ばないというか、絶対にこういう使い方は想定していない!とされる道具やツールを使って何かを作るよね。
エクセルでイラスト書くバケモノとか普通にいるし。表計算ソフトで絵を描くとかとんでもねぇな。
安心の難易度設定!
問題はとても豊富、かつ難易度設定も細かくしてくれているので、自分の今の漢字レベルの難易度で遊べるのがとても嬉しい。
学生はもちろん、大人がプレイしてもとても面白いシステムとなっている。
プレイ時には特殊なジャンルとして、中国の女帝・武則天(FGOで知っている人も多いかも?)が作ったとされる則天文字や元素漢字、人名や古典芸能、単位、チュノムと呼ばれるベトナム独自の漢字まで網羅している。
いや、ほんと何でチュノムまで網羅してるのこのゲーム……
漢字が苦手だな、と思う人は、優しめの難易度から初めて、上を目指していくといいと思うの。
タイピングの練習にもなるから、タイピングゲームとして始めるのもありだと思う。
最高難易度となると、もうこれどう読むんだよ!!な漢字ばかりなので、読み方を覚えていると、読書中や新聞を読んでいるとき、その他もろもろで知識マウントができるかも……しれない。人間は知りえた知識を語りたい生き物であるがゆえに、あれやこれや話してしまいがちだが、過度な知識マウントは嫌われる要素にもなりえるので、注意が必要かもしれない。
いや、しかし、何度も言うが、なんでこのゲームRPGツクールで作ったんだろう。
ボクと漢字でGO

大人なのにこんな漢字も読めないの?とかこんな漢字も知らないんですか?とかいろいろ言われてきたボクだったが
このゲームをちょくちょくプレイすることで、この漢字はこういう読み方をするんだ、とか
これはこう読むんだな、というのを理解できるところが、とても魅力である。
ボクはどうしても私怨(しえん)をしおんと誤読してしまい、周りからバカにされることが多かったので、こういう場所で本来の読み方を覚えるきっかけを作ってくれるのは本当にありがたい。
窖(あなぐら)を読めなかったり、貉(むじな)も読めなかったり、国語は好きだったが、どうしても漢字の勉強がダメだったボクでも、ゲームを通じてなら漢字の勉強ができる。
とても素晴らしい世の中になったと思う。
こういう技術の進化に助けられる人は沢山いるのだろう。
再度挑戦しますか?
→はい
いいえ
