【ボクのゲーミングライフ】 番外編3 ボクと人狼ゲーム

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嘘は嘘であると見抜ける人ではないと―――

というのはアレだが、誰が嘘をついているのかを見極める事が人狼ゲームの基本である。
村の中に紛れ込んだ、人を食う化け物【人狼】を村人と人狼の人数が同じになる前に処刑できれば村人の勝ち、そうでなければ人狼の勝ちというルールだ。
アメリカのゲームメーカが作成した「汝は人狼なりや?」を発端としたもので、後に同システムを使用したパーティゲームが多く発売されることとなる。
ちょっと前に流行り、テレビ番組などでも放送されていたことがあるので、聞いたことがある人も多いのではないだろうか?

基本の流れは
・最初にゲームマスターが用意した人物が人狼に殺される。
・夜の時間(人狼や役職持ちの村人が能力を使う時間)
・昼の時間(皆で話し合い、誰が人狼かを推測するための会話時間)
・夕方の時間(昼の時間での会話の結果、誰を人狼と定めて処刑するか話し合う時間)
そして夜の時間に戻り、昼、夕方を繰り返し、各勢力の勝利条件を目指していくことだ。

人狼ゲームのルール

村人陣営
村人…なんの能力も持たない一般人、自分が人狼でないと証明しつつ会話を重ねて人狼を炙り出す役。
占い師…毎晩、1人を選んで占い、その対象が狼か村人かを知ることができる役
霊媒師…前日に処刑されてしまった人が人狼か、村人かを判断できる役。発言するタイミングが重要。
狩人…毎晩、1人のプレイヤーを人狼の襲撃から守ることができる役。ただし自分は守れない。

狼陣営
人狼…毎晩、村人を1人を襲って村を壊滅させる役。村人に疑われないよう動くのがポイント。役職を騙れる。
狂信者…どうにかして人狼を勝たせたい村の裏切り者。場を引っ掻き回すやべーやつ。役職を騙れる。

このほかにも、共有者という2人1組の役職(村人陣営)、だれか1人から役職を盗む怪盗(村人陣営)、第3勢力として妖狐の陣営もあるが、今回は割愛!
役職全部入れると頭パンクするし・・・。

そんなカオスな状況下で、参加者たちの会話から矛盾点を見つけ出し、人狼を探していく

と、いう感じで、基本は複数人で行うゲームである。
最初は専門的な言葉も出てくるので、誰かがやっているものを視聴してからプレイを始めるのもいいと思う。
それぞれの役職ごとにやることは違ってくるので、考えることも多くはなるが、またそこが楽しいところでもある。
とくに、自分の推理がばちっとハマった時の快感は凄く気持ちが良い。
「いま最高に探偵してるわぁ!ひゃっほう!!」と脳汁ドバドバ!
でも、相手も人間なので、思いやりの心はもって遊ぼう。
流石に悪口とか人格攻撃とかは論外である。言っていいことと悪いことはあるからな!

難点は説明下手や口下手な人はゲームから置いて行かれやすいところ

あと、ボクみたいになんでも会話を茶化してしまうタイプもたぶんうまく遊べない。
ゲームとはいえ、嘘を吐くことに強い抵抗感がある人も人狼ゲームは難しいだろう。
上手く説明ができない、うまく話せない、等で会話数が減ってしまうと、村人に紛れるために会話数を減らしている人狼だろうか?と疑われ、気が付けば処刑の場に上っている、ということも多い。
面白いゲームではあるが、かなり人を選ぶシステムなのも事実。
というボクも、過去に人狼ゲームを行った際、占い師という役職でありながら狂人まがいのムーブをしてしまい、大顰蹙を買った過去がある。
テキストチャットで人狼ゲームをしている際も、予測変換がぶっ飛んでいたせいで、狂人扱いとなり、すぐ処刑・・・という経験もした。
当時はチャットの文字を打つ速度も遅すぎて、なんで何も会話しないんですか?荒らし?などと言われたことも。

ボクと人狼ゲーム

面白い面も、難点も言ってきたけど、それを含めての人狼ゲームというものだと思う。
ボクはかなりの口下手&説明下手の癖にお調子者ムーブをするプレイヤーだが、いろいろアドバイスを受けて
それなりにプレイできるようにはなったと思う。
自分の会話の癖なども人狼ゲームを通じて教えてもらった。

ほんと、ほんとにごく稀だけど、ぶちコロがすぞ!!!みたいな人もいるけどね・・・

そこらへんは対戦系ゲームの性・・・というべきものなのだろうか。
だからといって、暴言や凶行が許されるわけではないので、気を付けてほしい。
ルールを守って楽しくプレイ!の心が人狼では特に役立つのではないだろうか。

恐ろしい夜がやってきました。全員、目をつむってください
   →はい
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